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内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」は、「粟崎遊園」と「内灘闘争」をメインに、砂丘の町・内灘の歴史民俗の資料を展示しています。
開館時間 午前10時~午後5時(第1火曜日は休館) 入館料: 一般200円 高校生以下無料 団体(20名以上)割引あり アクセス: 北陸鉄道浅野川線内灘駅よりバス 金沢医科大病院下車⇒徒歩5分 (「ほのぼの湯」となり」) 〒920-0264 石川県河北郡内灘町宮坂ニ455 TEL. 076-286-1189 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 内灘町公式ウェブサイト カテゴリ
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昭和8年に発行された「金沢新風景」 粟ヶ崎遊園で演じられていたお芝居やレヴューのシナリオを書いていた鴨居悠のエッセイです。 古い本で、内灘町の図書館にはなく、石川県立図書館で借りることができました。 そこには河北潟、大砂丘、よしきりそして粟ヶ崎遊園など内灘に関連するエッセイがあります。 粟ヶ崎遊園を創設した平沢嘉太郎が鴨居悠に語ったというくだりは興味深いものです。 次のように書かれています。 「わしや金が儲かって仕方が無かった時代に粟ヶ崎に来てここあたりに 一つ別荘を建ててやろうと思ったね。 日本一たらいふ砂つ原を庭にして日本海を泉水にする。 河北潟はまあ手水鉢みたいやうなものでがす。 それくらいの元気はあったものですがぞ。 そこで設計してみるとだんだん望みがでっかうなった。 こりやわし一人の別荘を作るより一層のこと金沢市民の別荘を作ってやれと思ひみしたがや。 んでもって近しい者に話してみると砂上の楼閣ちうてそんな馬鹿なことがあるかと反対した。 反対されるとなほやりたくなるのがわしの気性で、 砂の上も何もあるものけ、わしが独りで建ててやると頑張ってとうとうこんなものを建てみした。 今じやまあわしの思うたとおり金沢市民の別荘になりみした。 道楽といやあ道楽ぢやがこれにやわしも随分金をつぎ込んだでがすぞ」 金沢弁で書かれていて、 平沢嘉太郎と鴨居悠が語り合っている姿を想像することができます。 風と砂の館には 粟ヶ崎遊園大浴場の壁面タイルを一部展示しています。 ご覧ください。
by kazetosuna
| 2014-02-23 09:58
| 粟崎遊園
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