ご案内
内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」は、「粟崎遊園」と「内灘闘争」をメインに、砂丘の町・内灘の歴史民俗の資料を展示しています。
開館時間 午前10時~午後5時(第1火曜日は休館) 入館料: 一般200円 高校生以下無料 団体(20名以上)割引あり アクセス: 北陸鉄道浅野川線内灘駅よりバス 金沢医科大病院下車⇒徒歩5分 (「ほのぼの湯」となり」) 〒920-0264 石川県河北郡内灘町宮坂ニ455 TEL. 076-286-1189 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 内灘町公式ウェブサイト カテゴリ
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粟崎遊園は 粟崎遊園は1925年(大正14年)「北陸の材木王」といわれた平澤嘉太郎が 私財35万円を投じて作った大遊園地です。 平澤は宝塚を作った小林一三のように一大アミューズメントパークを作ろうと考えました。 粟崎遊園を作るため、金沢から遊園までの電車、浅野川電気鉄道を 1923年(大正12年)から建設を始めました。 金沢市から浅電に乗って粟崎遊園に若者、家族連れ、新婚さん、会社の慰安旅行など 多くの市民が訪れ大変にぎわいました。 遊園の中には文字通り遊園地、レヴューや演劇を見る大劇場や大浴場、動物園、旅館、 洋食堂などがありました。 大劇場のレヴューには壬生京子やミラノマリコなど人気のスターもいました。 浅電に乗ってくるだけでなく、赤バス、河北潟を船にのってやってくるお客さんもいたそうです。 1937年(昭和12年)頃になると戦時色が濃くなり、 華やかなレヴューより、軍国調の舞台になっていき 1940年(昭和15年)には客足も徐々に遠のくようになり、 翌年1941年(昭和16年)閉園となりました。その後軍の仮兵舎として利用され、 ここで訓練をした多くの兵士達が太平洋戦争の戦場へと散っていきました。 華やかな愛と浪漫のパラダイス粟崎遊園はこうして1951年(昭和26年)には 建物も売りに出されてしまいました。 粟崎遊園を作った平澤嘉太郎は、大変なお金持ちでしたが、 自分のことばかりにお金を使うのではなく「市民の別荘を作りたい!」と言って 粟崎遊園を建てたそうです。 今では、粟崎遊園は跡形もなくなりましたが、 遊園の門だけが「風と砂の館」の隣の公園に移築されています。
by kazetosuna
| 2011-05-02 18:39
| 粟崎遊園
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